父になるって、何回も「迷うこと」だった。【パパの悩み日記・第30話】

パパの決意

2025年6月某日、夜。

娘が眠ったあと、ふとスマホの写真フォルダを見返していた。

おむつ姿で笑ってる写真。

はじめて立った日。

走って転んだとき。

そして──

パパの胸に抱かれて、泣きながら眠る赤ちゃんの娘。

「このとき、俺、なに考えてたんだっけ」

そんなことを思いながら、

なんとも言えない気持ちが胸に広がっていった。

父になるって、

“ある日突然”じゃなかった。

「ちゃんと育てられるかな」

「全然うまくできないな」

「なんでこんなに泣いてるんだろう」

そんなふうに迷って、悩んで、落ち込んで、

それでも「ごめんね」「ありがとう」をくり返して、

やっと、“父親になっていく自分”を受け入れていった。

娘が2歳になった今も、迷ってばかりだ。

朝は時間がなくてピリピリして、

夜は眠くて余裕がなくて、

「また怒っちゃったな」って自己嫌悪に包まれる日もある。

だけど──

ある日、娘がぽつりとこう言った。

「パパ、きょうも がんばったね」

たったそれだけの一言に、

なぜか涙がこぼれそうになった。

父になるって、

“完璧になること”じゃなかった。

うまくいかない日もあっていい。

逃げたくなる夜もあっていい。

泣いても、立ち止まっても、間違えても、

「それでも隣にいる」って決めたことが、

きっと、父になるってことなんだと思う。

このブログを始めたのは、

そんな自分の“弱さ”や“悩み”を言葉にしたかったからだ。

上司に怒られても、

将来が見えなくても、

社会に必要とされてる自信がなくても、

ここに書き残せば、俺は“パパ”として生きてるって思える気がした。

30記事目。

ブログのスタートは、ほんの小さな覚悟だった。

「副業禁止の会社だけど、やってみよう」

「誰かひとりでも読んでくれたら、それでいい」

そう思って始めた“パパの悩み日記”。

いつの間にか、ここまできた。

読んでくれたあなたにも、ありがとうを伝えたい。

きっとあなたも、迷いながら毎日を歩いてる。

だけど、迷ってるってことは、誰かを大切に思ってる証拠なんだと思う。

これからも、

不器用なりに言葉を綴っていきたい。

だって、父になるって──

何度でも迷いながら、何度でも歩き出すことだから。

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