白いたまご、ぱりっ ぱりっ──
めくると現れる、かわいい“いのち”。
娘がまだ1歳になったばかりのころ、初めてこの絵本を読んだ日。
「ぴよぴよ」「にゅーう」……ページをめくるたびに声があがり、ページの奥からいきものが現れるたびに、その目がキラキラと輝いていた。
「また!」「つぎなに?」と身を乗り出して夢中になる姿に、こっちまで嬉しくなってしまった。
絵本を読んでいるというより、一緒に冒険しているような、そんな特別な時間だった。

🟨 絵本の魅力①:しかけ×誕生のよろこび
『たまごのえほん』は、いしかわこうじさんが描く“たまご型しかけ絵本”。
まるいたまごの形をしたページを「ぱりっ」とめくると、中からいきものの赤ちゃんが登場する。
開くたびに、ひよこ・かたつむり・にょろにょろ──さまざまな“命”と出会える。
この「何が出てくるかな?」というワクワク感は、赤ちゃんだけでなく親にとっても新鮮。
しかけの中に、“誕生のよろこび”が詰まっていて、読んでいるこちらまであたたかい気持ちになる。
🟩 絵本の魅力②:五感で楽しむ仕掛けと音
たまごを開く感覚は、上下左右にひらくページでリアルに再現されている。
「ぶちっ」「ぴよぴよ」「にょろにょろ」……文字だけでなく、音の響きもおもしろくて、親子で声に出すと笑顔があふれる。
開く、めくる、声を出す。
ただ読むだけではない“体験”の要素が、この絵本にはしっかりとある。
しかけが豊かで、何度も読みたくなる一冊。
読むたびに新しい反応が返ってくるから、成長とともに楽しみ方も広がる。
🟦 絵本の魅力③:レビューでも高評価多数!
📖「めくるたびに“わあっ”と驚いて、子どもが喜んでいました」
📖「何の動物が出てくるか、親子でクイズのように楽しめる」
📖「赤ちゃんが自分でめくろうとするので、手の発達にも良さそう」
(※レビュー要約)
絵本サイトや通販サイトでも、多くのママ・パパから好評を得ている『たまごのえほん』。
「楽しい」と「学び」が自然と入り混じった一冊として、読み聞かせデビューにもぴったり。
🟫 まとめ:いのちが生まれる絵本
娘は今でもときどき、「またたまご、よもう?」とこの絵本を持ってくる。
お気に入りのページは決まっていて、「ぴよぴよ」「にょろにょろ」など、真似しながら読んであげると、大きな声で笑ってくれる。
“たまごの中には、なにがいるの?”
そんな問いかけに、わくわくしながらページをめくる。
その瞬間、「いのちが生まれる」よろこびを、親子で自然に感じられるのだ。
忙しい毎日の中でも、こんな風に心がやわらぐ時間があること。
そして、それを絵本が作ってくれていること。
『たまごのえほん』は、親子の“いっしょに笑う時間”をやさしく増やしてくれる、そんな絵本だと思う。

🛒 【紹介リンク】
『たまごのえほん』(作・絵:いしかわこうじ/童心社)
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