本当はつらい。育児中の“パパの孤独”に救いはあるのか?

パパの孤独

2025年4月某日。

子どもが寝たあとの静かな夜。

リビングの片隅で、小さくため息をつく自分がいた。

今日も、気づけば大きな声を出してしまった。

「ダメって言ったでしょ!」

そんな声が、部屋に響いたあとの沈黙がつらかった。

娘は泣いていた。

そして、その泣き顔を見た自分も、心の中で泣いていた。

「俺、父親としてちゃんとできてるんだろうか」

「怒るより、抱きしめるべきだったのに」

そんなことばかり考えて、眠れない夜が増えてきた。

共働き、保育園、繰り返す風邪、夜泣き。

そのひとつひとつは、小さなことなのかもしれない。

でも、それが積み重なると、心にずしりとくる。

とくにパパには、「つらい」と言える場所が少ない。

会社では家庭の話なんて出しにくい。

友達ともなかなか会えない。

家では「疲れた」と言えば、妻をさらに疲れさせてしまいそうで、黙ってしまう。

「パパだって、つらいよ」

本当は、そう叫びたい。

でも言えない。

「男だから」「父親だから」

無意識にそんな呪縛を背負って、気がつくと笑ってごまかしている。

自分の時間も、自分の感情も、どこかに置き去りにしたまま、

“ちゃんとした父親”を演じている気がする。

そんな自分が嫌になる日もある。

でも、やめるわけにはいかない。

娘の寝顔を見たら、また「明日もがんばろう」って思ってしまう。

そんなとき、思った。

「せめてこの気持ちだけでも、残しておこう」って。

誰かの役に立つかなんて、正直わからない。

でも、もし同じように感じているパパがいたら、

「ひとりじゃないよ」って伝えたい。

“育児のつらさ”は、パパにもある。

“孤独”も、“不安”も、感じていいんだ。

その気持ちを認めたところから、

きっと、誰かとの繋がりが生まれる。

だから、こうして言葉にして残す。

今の気持ちを、忘れないために。

もし、あなたも「育児、つらいな」って思う日があったら、

今夜だけは、自分を責めないでください。

ため息をついたその先に、

同じように頑張っている誰かが、ここにいます。

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