会社に馴染めないと感じたら|“フリーランス的”働き方を混ぜる生き方【会社員パパの実践録】

WORK
「生き方は“混ぜても”いい。」

こんばんは。副業ナイトパパです。

私はいま会社員として働きながら、夜は小さく在宅の副業(プログラミング/執筆/簡単なWeb制作)を続けています。

ここ数年で強く思ったのは、「社会にぴったり適合しなくてもいい。自分に合わせて働き方を“混ぜる”のが一番ラク」ということ。

日本の働き方はきっちりしていて安心ですが、同時に合う・合わないの個人差が大きいのも事実。無理が続くと、パパ業にも影響が出ます。

この記事では、会社員のままでも実行できる「フリーランス的な生き方の取り入れ方」を、私の体験と周囲の事例から、実務レベルでまとめます。

(※私は会社員です。いきなり独立を煽る内容ではありません。“混ぜる”方法に絞って書きます。)

分かりにくい「生きづらさ」は“環境との相性”


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  • 日本型ワークスタイルで消耗しやすいポイント
  • 合わない相手・合わない規範から距離を取る基準


日本型ワークスタイルで消耗しやすいポイント

• 一律の通勤時間/始業終業:保育園の送り迎えとぶつかると事故りやすい。

• 過度な同調圧力:飲み会・横並び・空気読み。

• 見えないルール:メールの書式、電話の礼儀、席次…覚えるコストが高い。

これらが「悪」ではありません。合う人には心地よい仕組みです。

ただ、合わない人には摩擦になります。摩擦は気力を削り、家族時間にまで響きます。


合わない相手・合わない規範から距離を取る基準

• “週2回以上”ストレスの原因になっている

• 対話してもルールが固定で変えにくい

• 代替手段がある(メール→チャット、対面→オンライン等)

この3つが揃ったら、距離を置く(やり方を変える、別の人と組む、時間帯をずらす)が最優先。

合わせ続ける=長期コストです。




会社員×フリーランス的の“ミックス戦略”


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  • 安全第一の前提(生活防衛と情報の見極め)
  • スキル選定のコツ(家族時間ファースト)
  • 最初の案件は“自分の半径5m”から


安全第一の前提(生活防衛と情報の見極め)

• 生活防衛費:家計アプリで3〜6か月分の固定費を把握。貯蓄が薄いなら、まずは固定費カット(携帯・保険・サブスク)から。

• 情報の見極め:SNSの成功談は再現条件が抜けがち。**一次情報(自分の実験結果)**を積み上げ、判断の軸を作る。


スキル選定のコツ(家族時間ファースト)

• 納期の伸縮性があるもの:Web制作、簡易LP、ノーコード構築、データ整理、テキスト編集、Canvaバナーなど。

• 在宅完結できるもの:通勤ゼロ=家族呼び出しに対応しやすい。

• 社内でも使えるもの:Excel/スプレッドシート自動化、社内マニュアル整備、Notion運用などは本業にも効く。


最初の案件は“自分の半径5m”から

• 身内の課題:家族の家計テンプレ、町内会の告知バナー、保育園のデータ整理。

• 友人の小商い:簡単な予約フォーム、SNS画像セット。

• 会社の困りごと(私用ではなく仕事として):業務フローの見える化、マクロ整備。

**請求は少額でも“実績化”**し、ビフォー/アフターを記録。次の依頼につながります。




実例で見る「混ぜ方」3タイプ


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  • 事例① 夜だけ制作ライトワーク型
  • 事例② 会社と相乗りスキルUP型
  • 事例③ 小さく訪問→在宅移行型


事例① 夜だけ制作ライトワーク型(H3)

• 背景:30代・子ども一人・製造系会社員のDさん。

• 着手:Canvaでのヘッダー作成と、Googleサイトでの簡単LP。

• 手順:身近な店舗のチラシ→LP化→LINE公式に誘導。

• 結果:1件3,000〜8,000円で月3〜5件。寝かしつけ後の90分で回す。

• 学び:スピード>単価。最初は対面の信頼が受注を楽にする。

「夜の90分を“売れるテンプレ”に変える。」


事例② 会社と相乗りスキルUP型

• 背景:総務のEさん。帳票手作業が重く、残業常態化。

• 着手:スプレッドシート+Apps Scriptで月次レポの自動化。

• 結果:残業を月10時間削減 → 家族時間が増えて体力回復。

• 副次効果:同様の仕組みを外部でも提案でき、小口案件化。

• 学び:本業で結果→外で横展開が最短。

「社内課題を解く=営業資料になる。」


事例③ 小さく訪問→在宅移行型

• 背景:保育園PTAで配布資料を毎回Wordで作るママ友の悩み。

• 着手:テンプレ化+共同編集+期日リマインド。

• 結果:月2回の訪問→完全オンラインに移行/作業時間半減。

• 学び:現地で観察→“本当の詰まり”を見極めると、在宅化が簡単。

「現場で詰まる“3秒”が、価値の源泉。」




デジタル情報だけに頼らない。行動を後押しする“対面の一歩”


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  • 失敗しないつながり方
  • 会って確認するチェックリスト


失敗しないつながり方

• 小規模コミュニティ(5〜15人)を選ぶ

• 学び+作業会がセットの場(作業時間が価値)

• 勧誘色が強い場は回避(高額商材の押し売りNG)


会って確認するチェックリスト

• 相手の課題/要望は具体的か

• 支払いと納期が決まるか

• 継続で相互メリットが見込めるか

「“会う”前に3つだけ確認。」




会社員のまま“フリーランス的”を伸ばす7ステップ

1. 家計の固定費を見える化(通信・保険・サブスク)

2. 生活防衛費を口座分け(3〜6か月)

3. スキルの軸を1〜2本に絞る(例:ノーコード構築+画像編集)

4. テンプレ武装(見積/請求/ヒアリング/NDAの雛形)

5. 半径5mの実績を3件つくる(有償・少額でもOK)

6. ビフォー/アフターを文字と画像で記録→簡易ポートフォリオ

7. 再現性の高いメニュー化(価格帯3つ:3,000/10,000/30,000円)

「“地続き”で上げるから、折れない。」




よくある不安Q&A

Q1. いきなり会社を辞めた方が早い?

→ NO。家族がいるなら収入の柱を複線化してから。副業で月1〜3万円の再現性が出たら、次の判断に進めます。

Q2. 税金・開業は?

→ 収入規模や状況で異なります。最寄りの税務署/国税庁サイトの情報が正です。最初は白色申告+家計簿並みの記録から慣れるのが現実的。

Q3. スキルの勉強、何から?

→ “すでに使っている道具”の上達が最短。Googleスプレッドシート、Canva、Notion、PowerPointなど。学んだその日に身近な課題へ適用。

「30分×毎日=一年で独走。」




まとめ|無理しないために、働き方を“混ぜる”

• 合わない環境に合わせ続けると、長期コストが大きい。

• 会社員のまま、フリーランス的要素(在宅・成果ベース・テンプレ化)を少しずつ混ぜる。

• 成果は半径5mの小さな実績から。対面の信頼が初速を上げる。

• 目標は「家族の笑顔が減らない働き方」。そのために固定費の最適化と時間の可視化から始めよう。


  • 本記事は会社員である私個人の体験と意見をまとめたもので、特定の働き方の推奨や投資助言ではありません。
  • 法律・税務・社会保険等の取り扱いは地域や時期で変わることがあります。最新情報は公的機関の一次情報をご確認ください。
  • 外部サービスやツールを紹介する際は、ステマと誤解されないよう表記に配慮します。誤りがあればお問い合わせからご連絡ください。速やかに修正します。


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