こんばんは。副業ナイトパパです。
「読書=えらいこと」「本を読めば成功に近づく」─そんな空気、まだありますよね。
でも会社員パパの私が日々の家事・育児・本業・副業(私はプログラミング寄り)を回しながら痛感した結論はシンプルです。
本は“道具”。成功は“行動”で稼ぐ。
読書は“地図づくり”、前に進むのは“自分の足”。
この記事では、「行動を止めない」ことを前提にした“パパ視点の読書術”をまとめます。マナーとして書名の羅列や過度な引用は避け、私の実践と失敗、家族との暮らしで効いた具体例を中心に解説します。
読書の役割を“父目線”で再定義する
- 本は「圧縮データ」。偉くなるためではなく、早く動くために開く
- ネット/動画/本の使い分け(私の基準)
本は「圧縮データ」。偉くなるためではなく、早く動くために開く
本は著者の数年〜数十年を数時間に圧縮した“データ塊”。
目的は「賢く見られること」ではなく「次の一手を早く・安全に打つこと」。これを外すと“読んだ風”の自己満に陥ります。
ネット/動画/本の使い分け(私の基準)
• ググる(最速解):単発の詰まり(ショートカット、エラー対処、道具の名前)。
• 動画(立体理解):操作手順/手元の動き/UIの流れなど。
• 本(体系化):原理・背景・全体像・落とし穴の網羅。
迷ったら「この疑問は“点”か“面”か?」
点=検索・動画/面=本で一気に俯瞰。
行動ドリブン読書フレーム「M.A.P.ループ」

父は時間がない。だからこそ、動く順番と読む量を先に決めます。M.A.P.は次の4手で1セット(目安=1時間で1周)。
• M(Move)まず動く:小さく始めて、わざと詰まる。
• A(Ask)疑問を言語化:メモに“Why/How/What”で分解。
• P(Pack)知識を梱包:本・記事・動画を“必要な量だけ”詰める。
→ Loop:試す→また詰まる→詰まりの“面”を本で埋める。
- ① Move:小さく着手する
- ② Ask:詰まりをラベル化する
- ③ Pack:過不足ゼロで詰める
① Move:小さく着手する
- 例1(家計):サブスクを1件だけ解約候補に。
- 例2(副業プログラミング):部署AのCSVをUTF-8化+全角空白の除去まで。
成功条件:その作業が60分で終わるサイズになっていること。
② Ask:詰まりをラベル化
- CSVの詰まり例:エンコード/正規表現/フォルダ構成
- 育児(寝かしつけ)の詰まり例:光/音/体温/合図
判断基準:ラベルが1個なら検索や動画で十分。**2〜3個に増えたら『面』**になり、本(の該当章)の出番。
③ Pack:過不足ゼロで詰める(15分ルール)
- 目次で関係章に目星 → 序章で全体設計 → 該当章の冒頭で価値確認
- 価値があるなら、そこだけ精読して3行メモに落とす。
3行メモテンプレ
・要点:例「文字コードは最初に統一。正規表現は置換前にパターン確認。」
・やること:例「UTF-8統一 → 全角空白除去 → ログ出力の順で処理。」
・日付:例「2025-08-26 実装」
Loop:再挑戦 → 微修正
実装 → 結果をメモ → 同じ詰まりが2回出たら「落とし穴」章だけ読む。
一目でわかる“使い分け”早見表
- 点の悩み(1テーマで済む)= 検索/動画
例:関数の書き方/UI操作の流れ
- 面の悩み(関連テーマが2〜3に増える)= 本の該当章
例:設計の考え方/例外の扱い/再現性の作り方
よくあるつまずきと対策(超短縮)
- 全部読んでから動きたい → 逆。動いてから読む。
- メモが長くなる → 3行で止める。長いほど実装が遠のく。
- 章が多すぎて迷う → 目次 → 序章 → 該当章冒頭の順で“切る”。
実践①:副業プログラミングを“読書で加速”させた話
私は会社員。定時後にパソコンを開ける日は貴重です。そこで「朝・通勤・昼・寝かしつけ後」に分散し、M.A.P.ループで回しました。
• 課題(Move):社内のCSV(日本語+全角スペース)を整形するスクリプトを作る。
• 詰まり(Ask):エンコード、正規表現、再現性あるフォルダ構成。
• 梱包(Pack):
– 午前:目次読みで全体像→“文字コード/正規表現/設計の章”だけ精読。
– 昼:対象章の要点3行メモ→帰宅後30分で実装。
– 夜:動いたら“落とし穴章”だけ確認(例:例外処理・ログ)。
効果:
• 検索だけの“漂流”が減り、再現性のある手順書が自分の中にできた。
• 「どの章を、いつ読むか」が決まっているので、読書が“気分”に左右されない。
実践②:育児×読書のリアル(寝かしつけ/トイレトレ)
• 寝かしつけ
• Move:寝る前の“興奮スイッチ”を切る10分儀式を設計。
• Ask:光・音・体温・合図のどれが弱い?
• Pack:睡眠科学の章で“メラトニン”と“ルーティン化”だけ抜粋。
• 実装:照明を暖色30%・絵本の冊数を固定・同じBGM。
• トイレトレ
• Move:朝だけトライ&失敗ログ。
• Ask:タイミング/声かけ/ご褒美の設計。
• Pack:発達段階の章を短時間で精読→「合図のパターン」を見直し。
• 実装:チェックリストを冷蔵庫に貼る(週で見直し)。
学び:育児書は“全部”読まない。家庭の課題に当たる章だけ読む。
「章単位で買った」くらいの感覚が、父にはちょうどいい。

実践③:家計・仕事のミニ改善
• 家計:定額サービスの“棚卸しルール”を本の章を元に設計(毎月の固定費→四半期の変動費→年1の保険)。
• 本業:Excelの“表記ゆれ吸収”を、概念章+関数章の必要部分だけ読んで標準化。職場の“教える時間”が減った。
読書は「新しい世界の扉」ではなく「今の世界のストレスを小さくする工具箱」。
使いどころを間違えなければ、家が静かになる=家族が笑う。
本の選び方:5つのフィルタ
1. 一次性:著者が現場で手を動かした痕跡があるか。
2. 再現性:手順・条件・例外が言語化されているか。
3. 更新性:理論は古くても普遍か。ツールは古いと危険。
4. 構造化:目次=地図になっているか。章間の関係が見えるか。
5. 利害の透明性:ポジショントークを見抜ける手がかりがあるか。
15分スクリーニングの手順
• 目次→序章→自分のラベルに該当する章の冒頭3ページ。
• 「行動が1つ決まるか」で採否。決まらなければスキップ。
メモは“1行×3つ”(H3)
• 要点:例)「早寝は“光”の設計が8割」
• やること:例)「21:00に照明30%固定」
• 日付:いつやったか。振り返りやすくするため。
媒体の使い分け:紙/電子/オーディオ
• 紙:長い章の“構造”を掴むとき(見開きで俯瞰)。
• 電子:通勤・昼休み・寝かしつけ後のスポット読み。
• オーディオ:皿洗い・洗濯干し中。難所は“あとで紙/電子で再確認”。
形式は宗教ではない。読む環境に合わせて都度切り替えるのが父の最適解。
時間がないパパの「スキマ時間カレンダー」
• 朝(7分):目次と序章で“地図づくり”。
• 通勤(30分):該当章の流し読み。
• 昼(15分):3行メモ&“今日の1アクション”を決定。
• 寝かしつけ後(20分):実装→ログ→必要なら“落とし穴章”だけ読む。
• 週末(30分):メモの整理と、実装の棚卸し。
この配分で、1冊すべてを精読しなくても成果が出るようになります。

よくある誤解Q&A
• Q. 毎月◯冊読むと決めるのは?
A. 冊数ノルマは行動を止めます。「成果ノルマ」(例:家計-¥5,000、副業でサンプル1本)に変える。
• Q. 遅読で落ち込む
A. 速さより“抽出精度”。章単位で目的のピースだけ抜けば良い。
• Q. 途中で飽きる
A. それは“面”ではなく“点”の悩み。本でなく検索・動画へ戻すサイン。
明日から動く3ステップ
1. 悩みを1つ決める(例:CSV整形/寝かしつけ10分短縮)。
2. 15分で目次→該当章“だけ”読む。
3. 今日中に1手だけ動かす(手順を3行メモに残す)。
「読書してから動く」ではなく「動いたから読む」。
これだけで、パパの毎日に“静かな達成感”が積み上がります。
まとめ:読書は“地図”、成功は“足”
- 読書の目的は「行動の成功確率を上げること」。
- 点は検索・動画、面は本。父は面を本で埋める。
- 章だけ読む・3行メモ・今日1手。
- 家族の時間を減らさず、成果は増やす。
行動しながら読むを続けると、暮らしは確実に軽くなる。
本は神聖ではなく、毎日の味方です。
さいごに(小さな宿題)
• 今日の夜、寝かしつけ前のライトを**30%**に固定。
• 昼休みに“今の悩み”を3つのラベルに分ける。
• 帰宅後、該当章を15分だけ読む。
• そして1手だけ動く。
それが、パパの明日を静かに変えます。
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- 本記事は個人の経験と一般的情報の提供を目的としており、特定の成果を保証するものではありません。
- 具体的な書籍や外部コンテンツの逐語的引用は行っていません。必要に応じて参照する場合は出典を明示します。
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副業ナイトパパ|会社員パパ(30代/愛知県在住)
家族時間を増やす働き方と副業の続け方を、一次体験と一次情報に基づいて発信します。詳しくは「運営者情報」、連絡は「お問い合わせ」。
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